2015年5月24日日曜日

Giro d'Italia 2015 Stage14

ジロも2週目が今日で終わります。

昨日行われた第14ステージ今大会唯一の個人タイムトライアルは全長59.4キロに4級山岳が入っている長丁場でヘヴィーなコースレイアウト。どうやら大会史上11番目に長い距離だったらしいのですが(Jスポジロレポートより)、一番長い距離は果たしてどれくらいあったんでしょうかね?間違いなく60キロはオーバーしているものと思うのですが。
このコースレイアウトが発表された時に「距離の長さもキリエンカにフィットしてるコースかもしれないね」と漠然と思っていましたし、運が良ければステージ勝利の可能性もありそうだ、と踏んだ上でレースの状況をタイムラインとストリーミングで追いかけることに。

予想通り、すべての計測ポイントをトップで通過したキリエンカが暫定1位でフィニッシュラインを通過。ホットシートで後続の選手の到着を待つ長い時間がスタート。

更にこの日のお天気が雨模様で、路面のコンディションもあまり良くなかったことも手伝い、出走順も運命を分けたようにも思いました。特に後半出走の選手のタイムがなかなか伸びてこない。前日のレース最後に落車して遅れ、得意のタイムトライアルで挽回を図ろうとした同僚のポートも落車の影響も手伝ってまったく状態が上がらず撃沈状態に(´・ω・`)。表彰台を視野に狙うウランもあまり芳しくない展開。マリアローザをまとったアルも苦手のTTに大苦戦。コンタドールにマリアローザを譲り渡すことに。。。

ホットシートで待機していたキリエンカの表情がカメラがスイッチャーするたび、普段のCOOLフェイスから色々変わっていくのも楽しかったですね(笑)。リンブルフの世界選手権ITTのホットシートでニコニコお手振してた彼を思い出したり(^_^;)。

さて、総合争いの選手の中ではコンタドールがやっぱりすごかった。
最初の平坦地点での計測こそ1分前後の遅れではありましたが、のぼりでぐんぐんタイム差を詰めて15秒差に迫る暫定3位でフィニッシュ。2位のLLサンチェスさんのゴールした時のタイムにもヒヤヒヤしましたが、更にヒヤヒヤしたのはコンタドールでしたね(;・∀・)。。。あなた怪我抱えてる人ですかほんとに…。フィニッシュするまでガチで手に汗握ってしまった(^_^;)。にげきれてよかった。

そんなわけで、グランツール通算4勝目(ジロだけで3勝目)、ITTステージでは初優勝決定。

彼本人もタイムトライアルステージの優勝もずっと狙っていたようでそれがやっと達成できて嬉しいと。ブレイルスフォードさんから、自分に今日はチャンスが有る、と朝食時に言われたとの記事もありましたが、、このステージにチーム一丸で勝ちにいくという気持ちでのぞんだようです。
ポートくんの総合争いは絶望的になりましたが、ステージ勝利を目指して3週目もがんばる、とのこと。

久しぶりにポディウムでニコニコ笑顔を振りまく姿、良かったです。
4年ぶりのジロステージ優勝おめでとう!

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ちなみに、ティンコフサクソのオーナーのオレグのおっちゃんも、自チームのコンタのマリアローザ奪還と同時にティンコフクレジットシステムズ時代の”一番弟子”的存在だったキリエンカが勝ったことにも非常にお喜びだったようです。
↓一緒にツーショット写真を撮ってました(^^)。
オレグさんのツイート

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